フリーランスカメラマンの収入リアル|梅澤さんの単価・件数・売上構造を包み隠さず公開

「カメラマンって、実際どのくらい稼げるの?」

フリーランスカメラマンを目指す上で、多くの人が一番気になるのが収入のリアルです。

でも、カメラマンの収入事情は表に出にくく、実態がわかりにくい。

本記事では、東京を拠点にブランディングフォトグラファーとして活躍する梅澤さんに、実際の単価・月の撮影件数・売上の内訳・収入の変遷をできる限り具体的に教えていただきました。

📌 この記事でわかること

  • 梅澤さんの1件あたりの最低単価
  • 月の撮影人数・件数のリアル
  • 売上の内訳(ジャンル別の比率)
  • 副業時代と独立後の収入の変化
  • 「カメラマンは稼げない」を覆す収益構造の作り方

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結論|梅澤さんの収入構造は「高単価×ターゲット特化」が強み

まず結論からお伝えします。

梅澤さんの現在の収入モデルはこうなっています。

項目 内容
撮影単価(最低) 6万6,000円〜(1件あたり)
月の撮影規模(4月実績) 3日間で38名以上を撮影予定
売上の主軸 ブランディングプロフィール撮影(売上全体の約70%)
副業時代の最高月収 撮影収入20万円+講師収入で合計約30万円
収入の柱 撮影収入+下請け・動画収入のダブル構造

注目すべきは、ターゲットを「経営者・個人事業主」に絞ることで、単価を一般相場より大幅に高く設定できている点です。

「カメラマンは稼げない」という声とは正反対の収益構造が、ここにあります。

以下で、それぞれを詳しく解説します。

① 1件あたりの撮影単価:最低6万6,000円〜

梅澤さんが個人で受ける撮影の最低単価は、6万6,000円です。

梅澤さん:

僕は個人で受ける場合は、最低でも6万6,000円は絶対いただいています。

これはあくまでも「最低ライン」であり、撮影内容や規模によってはこれ以上になります。

なぜこれほどの単価が成立するのか。理由は2つあります。

理由①「経営者向け」というターゲット設定

梅澤さんが提供しているのは、一般的なポートレート撮影ではありません。
経営者・個人事業主がウェブサイトやLPで使うブランディング写真です。

経営者にとって、プロフィール写真は「ビジネスの売り上げを上げるための投資」です。
コストではなく投資として捉えてもらえるからこそ、6万円台の単価が受け入れられます。

理由②「撮影+コンサル」のセット提案

梅澤さん:

写真を撮るのは当たり前の前提として、どちらかというとウェブサイトのLPとかに使われる画像をどういう風にやれば売り上げ上げれるかみたいなところを一緒に考えて、撮影の方もやらせていただいて、なおかつその写真の使い方のコンサルとかもさせていただいています。

写真を撮って納品するだけでなく、「その写真をどう使えばビジネスに効くか」まで提案する。
このコンサルティング価値が単価を押し上げています。

ポイント:単価は「誰に売るか」と「何を一緒に提供するか」で決まります。
撮影に付加価値を乗せることが、単価アップの最短ルートです。

💡 学べるポイント

  • ターゲットを「経営者」に絞ることで一般相場より高単価が実現できる
  • 撮影単体でなく「使い方の提案」を加えることで価値が高まる
  • 「コスト」ではなく「投資」として捉えてもらえる設計が重要

② 月の撮影規模:4月は3日間で38名以上を撮影予定

梅澤さんに4月の撮影スケジュールを聞いたところ、こんな回答が返ってきました。

梅澤さん:

明日から3日連続で撮影があって、人数規模で言うと、10人・13人・15人は多分撮るんじゃないかな。

3日間で最低でも38名の撮影が入っている。

件数ではなく「撮影人数」でカウントしているのは、梅澤さんがグループ単位や複数名のブランディング撮影を請け負うケースが多いためです。

最低単価6万6,000円 × この撮影規模——具体的な月収の数字は、読者のみなさんの計算に委ねますが、相当な売上規模になることは間違いありません。

ポイント:「件数を増やす」ではなく「1件あたりの単価を上げて、適切な件数をこなす」設計が、フリーランスとして持続可能な働き方につながります。

💡 学べるポイント

  • 月数十名規模を継続的に撮影できる集客基盤が収入の安定を支えている
  • 無理に件数を増やすより、単価を上げる方が体力的にも財務的にも持続しやすい
  • 撮影人数・件数と単価のバランス設計が重要

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③ 売上の内訳:ブランディングフォトが全体の約70%を占める

梅澤さんの売上はどのジャンルから成り立っているのか——包み隠さず教えてもらいました。

梅澤さん:

ブランディングプロフィールが全体のもう7割って言ってもいいと思います。残りは動画だったりとか、ちょっとあとは別のところからお受けしている下請け的な感じでやらせていただくこともあるので、そこの収入源だったりとか。

収入源 売上比率 内容
ブランディングプロフィール撮影 約70% 経営者・個人事業主向けの主力サービス
ウェディング撮影 約20% 第2の安定した収入源
動画・下請けなど 約10% 法人案件・外注受けなど

売上の7割がブランディングフォトに集中しているのは、梅澤さんが意図的にこのジャンルに特化した結果です。

最初はお宮参り・七五三からスタートし、ウェディング、フード・物撮りを経て、今の形に至りました。
ジャンルを絞ることで、単価・集客・ポートフォリオすべてが連動して強くなっています。

ポイント:収入の柱を1〜2本に絞り込むことで、集客も単価設計もブランディングもシンプルになり、収益が安定します。

④ 副業時代と独立後:収入の変遷を辿る

梅澤さんの収入がどのように変化してきたのか、時系列で見ていきます。

副業時代:会社員+カメラマン+講師の三刀流で月30万円

梅澤さんが独立する前には、会社員として働きながらカメラマンを副業でやっていた時期がありました。

梅澤さん:

副業でやってた時でも、撮影だけで月20万いってた時はありました。当時講師もしてたので、講師の収入も入ってたっていうのがあるので、最高額で言ったら、多分今まで副業でやってた最高額は30はあったかな。

会社員の給与に加えて、撮影収入だけで月20万円、講師収入も合わせて最高月30万円。

「カメラマンは稼げない」というイメージとは、大きくかけ離れた実態です。

副業で月30万円を実現できた背景には、撮影という「プレイヤー収入」と講師という「ティーチャー収入」の2軸を持っていたことがあります。

独立後:ブランディングフォトへの特化でさらなる成長へ

完全独立後は、ターゲットを経営者に絞り、ブランディングフォトグラファーとしてポジションを確立。

副業時代は「会社から受けた仕事」が主軸だったため上限がありましたが、独立後は自分で単価を設定できるようになりました。

梅澤さん:

会社様からお受けしてるやつなので、どうしても上限は決まってはしまうんですけど、それでも20万と当時講師もしてたので…。でも独立してからはまたステージが変わって。

独立することで単価の天井がなくなり、サービス設計の自由度が増した。それが現在の「最低6万6,000円〜」という単価設定につながっています。

ポイント:副業でスキルを磨きながら、独立後に自分で単価設計できる状態を作ることが、収入の天井を取り払う鍵です。

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単価を上げるカギは「ターゲット×付加価値×人脈」にある

梅澤さんの収入モデルから学べる、単価を上げるための3つの要素を整理します。

要素① ターゲットを「高単価が成立する層」に絞る

一般消費者と経営者では、写真に払える・払う意思がある金額がまったく異なります。

「ビジネスの売り上げを上げるための写真」として提案できれば、
6万円台の単価は「高い」ではなく「投資対効果の高い選択」として受け入れられます。

要素② 撮影に「コンサル価値」を加える

梅澤さんが提供しているのは、写真のデータだけではありません。

「その写真をどう使えば売り上げが上がるか」というビジネス視点のアドバイスが、
他のカメラマンとの差別化になり、単価を引き上げています。

要素③ 質の高い人脈が単価の高い依頼を呼ぶ

梅澤さん:

年商本当に何億・十億とか稼いでるレベルの経営者さんを撮らせてもらって。その方の下にいろんな経営者さんやコンサル生がいるので、その経由でものすごく依頼が来るようになって。

誰を撮るかが、次に誰から依頼が来るかを決めます。
高単価の依頼を継続的に得るためには、最初から高単価層と繋がれる場所(異業種交流会など)に自ら出向くことが重要です。

📌 学べるポイント

  • 単価は「誰に売るか」で決まる——ターゲット設定が収益の土台
  • 「撮影+コンサル」のセット設計が付加価値を生む
  • 高単価層と繋がれる場所に自ら行く行動力が収入を変える

📎 梅澤さんの集客方法(異業種交流会・Facebook)の詳細はこちら →


まとめ|梅澤さんの収入モデルから学べること

梅澤さんの収益構造は、ある日突然できたものではありません。

お宮参りからスタートし、ウェディングへと幅を広げ、経営者向けブランディングフォトへ特化していく過程で、少しずつ単価と収入の天井を上げてきた積み重ねです。

この記事の重要ポイントを振り返ります。

  • 個人受注の最低単価は6万6,000円〜
  • 4月は3日間で38名以上の撮影という高い稼働率
  • 売上の約70%がブランディングプロフィール撮影に集中
  • 副業時代も撮影+講師の二軸で最高月30万円を達成
  • 独立後は単価の天井がなくなり、さらなる成長フェーズへ

「副業カメラマンとして月20〜30万円」「経営者向け単価6万円以上」——これらは正しい戦略と行動があれば、再現性のある目標値です。

「自分もこのくらい稼げるようになりたい」と思ったら

ターゲット設定・単価設計・集客の仕組みを体系的に学べる環境があります。
梅澤さんが実践してきた経営者向けブランディングフォトの売り方を、具体的に学びたい方はこちらをご覧ください。

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この記事を書いた人

株式会社マイルストーンムービー:代表取締役 鈴木賢一朗
〇企業向け動画制作&写真撮影
〇短期大学(テクノアカデミー会津)の講師
〇カメラマン育成講座(アニバーサリーフォトグラファー養成講座)主催

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