「プロのカメラマンって、実際どんな機材を使っているの?」
フリーカメラマンを目指す上で、機材選びは避けて通れないテーマです。
でも、スペック表を眺めているだけではわからない「実際の仕事での使い勝手」があります。
本記事では、静岡・東京を拠点に活動する女性カメラマン・大石あやのさんが実際に仕事で使っているカメラ・レンズ・パソコンを公開していただきました。
機材選びに迷っている方の参考になれば幸いです。
📌 この記事でわかること
- 大石さんが仕事で使っているカメラ・レンズ・PCの全容
- それぞれの機材を選んだ理由と使い勝手
- 最初に買うべき機材の考え方
- 機材より大切なこと
あやのさんのように、趣味から仕事に変えたい方へ
結論|大石さんの機材構成はこれだ
まず全体をまとめてお伝えします。
| カテゴリ | 機材 | 用途・特徴 |
|---|---|---|
| メインカメラ | Sony α7S III | 高感度性能・動画にも強いフルサイズ機 |
| サブカメラ | Sony α7シリーズ | バックアップ・サブ機として運用 |
| レンズ① | SIGMA 28-70mm F2.8 | 最初に購入した汎用標準ズーム |
| レンズ② | TAMRON 35-150mm F/2-2.8 | 最近のお気に入り・1本で広角〜中望遠をカバー |
| パソコン | マウスコンピューター DAIV | クリエイター向け・写真編集に最適 |
Sony一本で統一されたカメラ体制に、用途に合わせた2本のレンズ。
実用性を重視しながら、段階的に機材を育ててきた構成です。
以下で、それぞれを詳しく解説します。
① カメラ|Sony α7S IIIをメイン機に
大石さんのメインカメラはSony α7S IIIです。
「カメラはソニーのα7S3を使っていて、あと2台目にα7も使っています」
(大石あやのさん)
α7S IIIはソニーのフルサイズミラーレスカメラの中でも、特に高感度性能と動画性能に優れたモデルです。
屋内・夕方・薄暗いイベント会場など、光量が安定しない現場でもノイズを抑えたクリアな写真が撮れることから、プロフィール撮影・イベント撮影の両方で力を発揮します。
サブ機としてもう1台のα7シリーズを使用しており、2台体制で撮影に臨んでいます。
機材のトラブルに備えたバックアップ体制は、プロとして仕事をする上での基本的なリスク管理です。
✅ ポイント
- α7S IIIは高感度に強く、屋内・暗所撮影で特に活躍する
- プロとして仕事をするなら2台体制がリスク管理の基本
- Sonyに統一することでレンズの使い回しができ、効率的
あやのさんのように、趣味から仕事に変えたい方へ
② レンズ①|SIGMA 28-70mm F2.8(最初に買った一本)
最初に購入したレンズはSIGMA 28-70mm F2.8です。
「もともと一番最初に買ったレンズがシグマの28-70のレンズなんですけど、それが最初の相棒でしたね」
(大石あやのさん)
28〜70mmという標準ズームの焦点距離は、プロフィール撮影・イベント撮影・フード撮影など、あらゆるシーンに対応できる汎用性の高さが魅力です。
F2.8の明るさで室内撮影にも対応でき、「まず1本」として選ぶ理由が揃っています。
大石さんにとっては最初の仕事を共にした相棒とも言える一本です。
✅ ポイント
- 標準ズームは最初の1本として迷ったらまず選びたいレンズ
- F2.8通しで屋内・室内撮影にも対応できる
- プロフィール・イベント・フードと幅広いジャンルで使える汎用性
③ レンズ②|TAMRON 35-150mm F/2-2.8(最近のお気に入り)
最近購入して特に気に入っているのがTAMRON 35-150mm F/2-2.8です。
「最近購入したタムロンのレンズが今すごくお気に入りで、なんかいろいろ使ってますね。レンズ買ったばかりの時は余計テンション上がりますよね」
(大石あやのさん)
このレンズの最大の特徴は、35mmの広角から150mmの中望遠まで1本でカバーできる圧倒的な汎用性です。
ポートレートに最適な中望遠域もカバーしており、プロフィール撮影や七五三撮影で自然なボケ感を活かした写真が撮れます。
レンズ交換の手間を減らしながら、幅広いシーンに対応できる実用性の高い一本です。
✅ ポイント
- 35〜150mmの広い焦点域を1本でカバーできる利便性が高い
- ポートレート〜七五三・家族写真まで対応できる万能レンズ
- レンズ交換の手間が減り、撮影中のテンポが上がる
あやのさんのように、趣味から仕事に変えたい方へ
④ パソコン|マウスコンピューター DAIV(クリエイター向け)
写真のセレクトとレタッチに使っているパソコンは、マウスコンピューターのDAIVシリーズです。
「マウスコンピューターのDAIVを使っています」
(大石あやのさん)
DAIVはクリエイター向けに設計されたモデルで、写真・動画編集に必要なCPU・GPU性能を備えています。
大量の写真を快適に処理できる性能が、撮影後の編集・納品作業の効率を支えています。
✅ ポイント
- 写真編集にはCPU・GPU性能が重要。クリエイター向けモデルを選ぶ
- 処理速度が上がると編集・納品のスピードが改善し、仕事効率が上がる
- DAIVはコストパフォーマンスが高くカメラマンに人気のシリーズ
あやのさんのように、趣味から仕事に変えたい方へ
機材選びの考え方|最初から全部揃えなくていい
大石さんの機材構成を見てわかるのは、最初から高価なものを揃えたわけではないという点です。
最初の1本はSIGMAの標準ズーム。使いながら自分に必要なものを見極め、ステップアップしてきた。
「使っていくうちに、自分がどんな写真を撮りたいか、どんな機材が必要かが見えてきます。最初から全部揃えようとしなくていいと思います」
(大石あやのさん)
機材に投資するより先に、技術と実績を積むことの方が大切だという考え方です。
📌 機材選びの3原則(大石さんの事例から)
- ① 最初は汎用性の高い標準ズーム1本でスタートする
- ② 使いながら「自分に何が必要か」を見極めてから投資する
- ③ 機材より経験・技術が先。道具は後からついてくる
まとめ|機材は手段、大切なのは使いこなす力
大石さんの機材構成をまとめると、以下のようになります。
| カテゴリ | 機材 |
|---|---|
| メインカメラ | Sony α7S III |
| サブカメラ | Sony α7シリーズ |
| レンズ① | SIGMA 28-70mm F2.8 |
| レンズ② | TAMRON 35-150mm F/2-2.8 |
| パソコン | マウスコンピューター DAIV |
高感度性能に優れたα7S IIIをベースに、汎用性の高いレンズ2本とクリエイター向けPCという構成。
プロとして実用性を重視しながら、段階的に機材を育ててきた流れが見えてきます。
機材はあくまで手段です。大切なのは、その機材を使いこなすための技術・経験・お客様とのコミュニケーション力。大石さんの活動はそのことを改めて教えてくれます。
次に読むべき記事
- → 収入のリアルはこちら|記事③:フリーカメラマンの収入リアル
- → どんな撮影ジャンルでこの機材を使っているか|記事④:女性カメラマンの撮影ジャンル
- → カメラマンとしてのマインドはこちら|記事⑤:カメラマンのマインドと失敗談
- → インタビューの全体像はこちら|ハブ記事:大石あやのさんインタビューまとめ


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