K&Fconceptから1つで2役の面白いフィルターが発売されています。
このフィルターは可変NDフィルターとCPLフィルターの2つの機能を持っており、旅行など荷物が限られるシーンで大いに活躍してくれそうです。
NDフィルターとCPLフィルターを付け替える事なく撮影できるので、旅行だけでなく普段の撮影でも活躍してくれそうです。
フィルターはどんな描写をするかも重要なので、そのあたりを今回の記事でレビューしていきます。
フィルターの詳細はこちらから
K&F Concept 77mm CPLフィルター+可変NDフィルター ND2-ND32 1枚2役レンズフィルター X状ムラなし 18層ナノ...
K&Fコンセプトの可変ND+CPL(偏光)フィルターの紹介と作例
まずはK&Fコンセプトのフィルターの外観からご紹介します。
その前に、NDフィルターとCPLフィルターの機能について整理しておきます。
- NDフィルター:レンズにつけるサングラスで光が入る量を抑える役割があります。
- CPLフィルター:光の反射を抑え、色を際立たせる役割があります。
この機能の部分も含めてフィルターの紹介をしていきます。
フィルターはケース付きで、持ち運びしやすいセットで届きます。
NDフィルターの機能と作例
NDフィルターの度合いを調整する際は、側面の突起をスライドさせて調整します。
ND2の状態
ND32の状態
ND32の状態にすると、減光効果が高くなります。
シーンに合わせて調整できる点は、NDフィルター単体としても便利です。
作例の比較がこちら。
カメラのオートモードで撮影した写真
焦点距離:70mm 絞り:F/7.1 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:100
NDフィルターを装着し、ND2の状態で撮影したのがこちら
焦点距離:70mm 絞り:F/13 シャッタースピード:1/3秒 ISO感度:100
NDフィルターを装着し、ND32の状態で撮影したのがこちら
焦点距離:70mm 絞り:F/22 シャッタースピード:1/3秒 ISO感度:100
ちなみに、NDフィルターを使わずにF22まで絞ってしまうと、光を取り込みすぎて写真全体が白飛びします。
水滴の軌跡を綺麗に残すためにNDフィルターが必要になるわけです。
作例で掲載した通り、十分な描写がえられるフィルターでした。
CPLフィルターの機能と作例
CPLフィルターは、反射を抑えたり色を濃くするために使われます。
色を濃くするのはRAW現像でもできますが、反射を抑えるのは撮影段階でしかできません。
CPLフィルターは、回転させながら反射具合を調整していきます。
PLフィルターの効果が弱い状態
PLフィルターの効果が強い状態
金属製の被写体や反射が色味が出にくい被写体などに使うと、撮影の幅が広がります。
K&Fコンセプトの可変ND+CPL(偏光)フィルターのレビューまとめ
今までNDフィルターは持っていたのですが、CPLフィルターの機能が付いた1つ2役のフィルターで便利に感じました。
使用感についてもNDフィルター、CPLフィルター共にしっかりと機能してくれたので、最初に買う1つめのフィルターとしても良いと思います。
フィルター効果を実感した段階で、単独のNDフィルター・CPLフィルターをそろえても良いかもしれません!
最初から買ってしまうと、意外と使わない事もあるので(笑)
今回ご紹介したフィルターの詳細はこちらから
K&F Concept 77mm CPLフィルター+可変NDフィルター ND2-ND32 1枚2役レンズフィルター X状ムラなし 18層ナノ...