カメラマンになったとき、最初に考えるのは「何をメインジャンルとして撮るか」ということだと思います。
何でも撮ります、ではなかなか仕事が安定しない。
でも何に絞ればいいかわからない。
今回は、奈良のカメラマン・南絵里加さんが「女性起業家のプロフィール撮影」というジャンルに行き着くまでの話と、
現場でどんな価値観を持って撮影しているか、そして大阪万博での忘れられない体験についてお届けします。
この記事でわかること
- 南絵里加さんがメインで撮っているジャンルと、そこに行き着いた理由
- 家族撮影・イベント撮影・企業撮影との組み合わせ方
- 大阪万博で着物ショーのメインカメラマンを任された話(即決の一言)
- 撮影現場で大切にしていること(技術より前に大事なこと)
- 「私と出会えたから上がっていける」という今後の目標
どんな撮影をしているか、まず聞いてみた
仕事が増えていく中で、南さんが力を入れている撮影ジャンルについて鈴木先生が聞きました。
🎙 対談パート①:撮影ジャンルについて
鈴木:どんどん仕事が増えていく中で、今の撮影ジャンルというか、力を入れている撮影ジャンルはどのあたりになってくるのか、ぜひ教えてください。
「基本的には女性起業家さんなどのプロフィール写真が中心です。起業家さんだったり個人事業主さんもそうですし、時々企業の方からもご連絡をいただいたりする機会もあって、ホームページだったりSNS用の写真を撮らせてもらったりしています。それと合わせてイベント撮影もいろんなところから呼んでいただいていて、そこで撮影させていただいたりしています」
南絵里加
鈴木:南さんに撮影を依頼したのをきっかけに、また人と人をつなぎ合わせてっていう感じで、どんどん広げていかれているんだろうなとFacebookやインスタを見ていて感じていて。ただ撮影するだけじゃなくて、その方のサポーターというか応援団みたいな感じで関わり続けているのが、どんどん仕事が広がっている秘訣なんだろうなと思いながら見ていました。
「ありがとうございます」
南絵里加
鈴木:ぴったりの撮影ジャンルでもありますよね、南さんにも。
「そうですね。子どもとかだったらまた違ったんだろうなって思っていて。本当に私が最初に、それも先生と話をして、どんなふうにしていったらいいんだろうって思った時に、プロフィール撮影やってみたらって言ってくださったのが本当にきっかけなので。今それを自分のものにできているのかなって思っていて、それが本当に今は楽しいですし、それでお役に立てているのも嬉しいなって思っています」
南絵里加
「今は楽しい」という一言が、すごく自然に出てきたのが印象的でした。
義務感じゃなく、好きでやっている感じ。
それが写真に出ているんだと思います。
プロフィール撮影というジャンルを「自分のもの」にした理由
南絵里加さんが女性起業家のプロフィール撮影を選んだのは、自分で考えて決めたというより、師匠の鈴木先生(自分w)との対話の中から生まれた方向性でした。
「プロフィール撮影やってみたら」というひと言。
それがきっかけだったと、笑いながら話してくれました。
でも今は、それが完全に「自分のもの」になっている。
女性起業家にとってプロフィール写真は、ビジネスの顔です。ホームページのトップ、SNSのアイコン、名刺——初対面の人が最初に目にするもの。
だからこそ、「ただきれいに撮る」だけじゃなく「その人らしさが出ること」が求められます。
南さんが大切にしている傾聴力と寄り添い力が、まさにここで活きています。
💡 撮影ジャンルは「流行っているから」「稼げそうだから」だけで選ぶと続きにくい。
南さんのように、自分の強みと、そのジャンルで求められることが重なる場所を見つけることが、長く続けられる仕事になっていきます。
家族撮影・イベント・企業撮影も手がけている
メインはプロフィール撮影ですが、南さんの仕事はそれだけではありません。
家族撮影は10〜11月に集中します。
七五三シーズンになると依頼が一気に増えて、
「受けきれなくて他のカメラマンに回したいぐらい」
という状態になることも。
リピーターが多く、前年に撮影した家族が翌年もまた依頼してくれます。
イベント撮影は守成クラブや経営者コミュニティの繋がりからスポットで入ってくる案件です。
1件あたりの単価が高めになることも多く、収益の上乗せになっています。
企業・法人撮影も少しずつ増えてきています。
ホームページのスタッフ写真やSNS用の写真など、用途が明確な法人案件は単価も高めです。
通年で安定するプロフィール撮影に、繁忙期の家族撮影とスポットのイベント撮影が組み合わさることで、年間を通じた収益の安定が生まれています。
大阪万博で着物ショーのメインカメラマンを任された話
これまでで一番印象に残っている撮影を聞いたら、即答でした。
🎙 対談パート②:印象に残っている撮影について
鈴木:これまで一番印象に残っている撮影をぜひ教えていただければと思います。
「私の中で印象に残っているのは、本当にこれもご縁でいただいた中川先生が、『あなたは運があるね』っていうふうに言ってくださったんですけど、
その中川先生のご縁で万博で撮影したことが、私の中で本当に大きな思い出かなと思っています中川先生をご紹介頂いた鈴木先生にも感謝しています。」
南絵里加
鈴木:大阪万博ですよね。
ちょうど南さんが受講していた期間中に大阪万博があって、そこを中川先生から撮影するお話をいただけて。
しかも結構締め切りがギリギリだったのを覚えているんですよね。
「そうなんですよ。本当にギリギリで、たまたま私が休みの時に『行きますか、行きませんか』という連絡が届いて、すぐに『行きます!』って返事をしたから、『やっぱりそうやって運を持っている人と仕事したい』って言ってくれて」
南絵里加
鈴木:南さん、常に即決というか、決断が早いのはずっと前からすごいなって思っていたところがありますよね。
経営者からも気に入られているのもそこだと思うし、すぐ決めるから、だからこそどんどんチャンスを渡していきたいってなってきますよね。
印象に残っているのは、大阪万博で着物ショーをメインカメラマンとして撮影したというところですね。
「大阪万博で着物ショーでメインカメラんをさせていただいたことが(大きな思い出です)」
南絵里加
鈴木:期間も限られているし、大きな舞台での撮影なので、印象にも残るし、南さんの実績としてもすごく言いやすいところかなと思うので、すごくいいですよね。
「行きますか、行きませんか」という連絡に「すぐ行きます」と返した。
それだけのことです。
でもその即決が、大阪万博という大舞台の仕事を引き寄せた。準備が整ってからじゃなくて、動ける状態でいたから。
💡 チャンスはギリギリのタイミングで来ることが多い。「即決できる状態でいること」が、大きな仕事を引き寄せる準備になっています。南さんの経営者仲間から気に入られている理由も、まさにここにありました。
撮影現場で大切にしていること
大阪万博の話の後、撮影現場での価値観についても聞きました。
🎙 対談パート③:撮影で大事にしていることについて
鈴木:撮影で大事にしていること、どんな価値観で撮っているかとか、どういう思いを大事にしているかとか、ぜひ教えていただければと思います。
「撮影って、ただ綺麗に撮るっていうのもすごく大事やなとは思うんですけど、その人らしさが出るっていうのは、経営者の方にとっては本当に大事なことかなって思っていて。
同時に、安心して撮影に挑んでもらうことがすごく大事かなって思っていて。
やっぱり撮影ってすごく緊張するものですし、大人ってカメラを向けた瞬間に緊張するんですけど、その時の声かけだったり、空気感の作り方はすごく気をつけていて。ちょっとでも緊張しちゃうと、それが写真に乗ってくるなって実感しているので、なるべくそうならないような雰囲気作りを心がけています」
南絵里加
「私の武器として、看護師だからこそできる寄り添う力だったりとか、傾聴力だったりとか、そこは本当にお客様には定評をいただいています」
南絵里加
鈴木:やっぱりお客様に寄り添って、撮影の時の場作りを大事にしているということですね。素晴らしい。
「緊張は写真に乗ってくる」という言葉が、すごく腑に落ちました。
どれだけ技術があっても、お客様が固まった状態で撮った写真は、どこかぎこちなくなる。
だから場作りが先。
シャッターを切る前から、撮影はもう始まっています。
看護師時代に患者さんの緊張をほぐしてきた経験が、そのままここで活きている。前職がそのまま武器になっているケースです。
今後の目標。「私と出会えたから上がっていける」と思ってもらえる存在に
インタビューの最後に、これからどんなカメラマンを目指しているかを聞きました。
🎙 対談パート④:今後の目標について
鈴木:これからの目標、今後どんなカメラマンを目指していきますかっていうところをぜひ教えていただければと思います。
「ただ撮るだけじゃなくて、私だから撮ってほしいっていうカメラマンになりたいなっていうのはもちろんですけど、私が撮影した人と人のご縁をどんどん繋いでいける人になりたいなって思っていて。
やっぱり私と出会えたから自分も上がっていけるっていう風に思ってもらえる人になれたらいいなって思っています。だからこそ自分もどんどん成長して、高みを目指していきたいなって思います」
南絵里加
鈴木:もうすでになれていると思いますけど。
「私と出会えたから上がっていける」——これはカメラマンとしての目標というより、人としての目標に近い言葉だと思いました。
撮影技術を磨くことと、人として信頼される存在になること。
南さんはその両方を追いかけています。
鈴木先生が「もうすでになれていると思う」と言ったとき、南さんは照れながら微笑んでいました。
まとめ
南絵里加さんの撮影ジャンルの話を聞いて感じたのは、「何を撮るか」の答えは最初から決まっているものじゃないということです。
師匠との対話の中から「プロフィール撮影やってみたら」という一言が生まれて、それを実践して、自分のものにしていった。
そのプロセスに、南さんの誠実さが出ていると思います。
✅ この記事のまとめ
- メインジャンルは女性起業家・個人事業主のプロフィール撮影。師匠のひと言がきっかけだった
- 家族撮影(繁忙期)・イベント・企業撮影も組み合わせ、年間の収益を安定させている
- 大阪万博の着物ショーでメインカメラマンを任されたのは、「すぐ行きます」と即決したから
- 撮影で大切にしているのは場作り。「緊張は写真に乗ってくる」を実感として持っている
- 看護師時代の傾聴力・寄り添い力が、撮影現場の武器になっている
- 目指しているのは「私と出会えたから上がっていける」と思ってもらえる存在
📎 大阪万博後にカメラが壊れた失敗談・初心者へのアドバイスはこちら →
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- 📌 【まとめ】南絵里加さんインタビュー ハブ記事
- 📌 記事① キャリア編|看護師からカメラマンへ転身した南絵里加さんのストーリー
- 📌 記事② 集客編|SNS・守成クラブ・紹介で安定受注する3つの集客メソッド
- 📌 記事③ 収益編|週2日稼働で月10〜20万円を実現するカメラマンの収益構造
- 📌 記事⑤ マインド編|失敗談・撮影の流儀・初心者へのアドバイス
- 📌 記事⑥ 機材編|Canon EOS R6 Mark2・100mmマクロ・MacBook Airの使い方
📚 次に読むべき記事
撮影ジャンルの話を読んだら、次は「現場での失敗談」や「機材の選び方」も見てみてください。
- 👉 撮影の流儀・カメラが壊れた失敗談・初心者へのメッセージ(記事⑤)
- 👉 Canon EOS R6 Mark2・100mmマクロ・MacBook Airの使い方(記事⑥)
- 👉 週2日・月10〜20万円の収益モデルの内訳(記事③)
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